17日、『Daily Mail』は「リヴァプールは、アカデミーに所属していたイングランドU-17代表MFヤン・ダンダと2年半のプロ契約を結んだ」と報じた。
ヤン・ダンダは月曜日に17歳になったばかりの攻撃的MFで、ユース年代では主にウイングとして起用されてきたアタッカー。
2013年にWBAのアカデミーから20万ポンド(およそ3600万円)でリヴァプールに移籍し、過去1年間はトップチームでも共に練習を受けてきた経験を持っている。
彼はバーミンガムの生まれであるがインドの血を引いており、2013年にはブリティッシュ・アジアン・サッカーアワードで新人賞を受賞したことも。
『Evening Standard』によれば、これはアジアの血を引いている英国人選手(オーストラリアを除く)としては初めてリヴァプールのトップチームでプレーする歴史的なケースであるという。
クラブの公式サイトに対してヤン・ダンダは以下のように話し、20歳になる前にファーストチームのメンバーになることが目標だと語っているという。
ヤン・ダンダ
「僕の長期的な目標は、20歳になる前にファーストチームの一員になると言うことだ。それは夢であるが、僕はまだそこにはほど遠い。
今は謙虚さを保ち、毎日出来る限り熱心に努力することだ」
なお、現在イングランド・プレミアリーグにはもう一人インドの血を引く英国人がおり、それがスウォンジー・シティのウェールズ代表DFニール・テイラーである。