ドルトムント時代からクロップ監督は、試合後選手とともにサポーターによく挨拶をしていた。

この試合でもタイムアップ後、どうやら選手たちを引き連れてコップスタンド前へと現れたようで、最後の最後まで声援を送ってくれたサポーターたちに賛辞を送った。

2-2という結果に納得できなかったサポーターもいたかもしれない。しかし、試合後監督自らが率先してゴール裏まで挨拶に来てくれたことが多くのファンの心を熱くさせたはずだ。撮影された映像からは、大音量の拍手が聞き取れる。

試合後クロップ監督は「(試合中のアンフィールドは)特別な雰囲気だった。だから私は選手たちにコップの前で挨拶してほしかったんだ」とコメント。

さらに、「感情が爆発するような瞬間だった。ここに来てから感じる最高のものだった。(中略)私はこの試合を楽しんだ。体全体でこの雰囲気を楽しんだよ。ありがとう」と話しており、リヴァプールサポーターが演出した極上のムードに終始興奮していたようだ。

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