1日、『Sky Sports』は「ガーナ代表監督のアヴラム・グラント氏は、ジョゼ・モウリーニョ監督にはチャンスを与える必要があると話した」と報じた。
かつてチェルシーの監督を務めていたことで知られるアヴラム・グラント氏。昨年末からはガーナ代表監督を務め、アフリカネイションズカップ準優勝を達成した。
彼は以下のように話し、モウリーニョ監督を極端に評価するのは良くないと言いつつ、チャンスを与えられるに値する人物だと答えている。
アヴラム・グラント
「簡単ではない。しかし、ジョゼ・モウリーニョ監督はチャンスを与えられるに値する。
彼の状況は好ましくない。天才だと持ち上げられたことも。そして、現在彼が『無能だ』などと言われていることもね。
そういうのは両極端だ。彼はいい監督であるが、他の人々と同じく難しい時間を過ごしているのだ。
彼はプレッシャーをはね除ける力を見せなければならない。圧力が掛かっている状況でのインタビューだけで彼をジャッジできない。
良い監督であるし、ナイスガイだ。彼はこの状況から抜け出せる。間違いなく」
「チェルシーは過去や昨年のことを忘れる必要がある。なぜなら2シーズン前はそれほど良くもなかったからだ。
昨季は素晴らしかった。リーグを制覇した。しかし今起こっている問題を直視しなければならない。トッププレイヤーが求められているパフォーマンスを見せていない。
クオリティはそこにある。才能もそこにある。それに疑いはないんだ」
「(ジエゴ・コスタについて)
彼にとっては簡単ではないシーズンだ。しかし、私は彼のリアクションは好きではない。
選手が情熱的にプレーしたいとしても、選手がシャツを投げつける状況を考えればね。それはチームに対して良いことではない。
公的には何も言わないが、もし彼と対面したならば、『君が良いプレーをしたければ、自分の態度を考えろ』と言うね」