『Sportscrusader』は「ガーナサッカー協会の執行委員会メンバーであるウィルフレッド・オセイ氏は、アヴラム・グラント代表監督に海外視察を控えるよう求めている」と報じた。

昨年末、アフリカネイションズカップを目前にしてガーナ代表監督に就任したアヴラム・グラント氏。協会からはあまりの時間のなさから「優勝は求めていない」という発言も出る中、就任からわずかな時間でチームをまとめ上げ、準優勝という結果を残した。

海外組が多いチームの状況もあり、アヴラム・グラント監督はその後も精力的に各国を飛び回って選手の視察を続けており、2017年アフリカネイションズカップ、並びに2018年ワールドカップに向けて準備を進めている。

しかしガーナサッカー連盟はその代表監督の動きに、決して歓迎の姿勢を示しているわけではないようだ。

ウィルフレッド・オセイ
(ガーナサッカー協会執行委員)

「私は、なぜ監督がこの国にいて地元の試合を見ないのかが理解できない」

「現代のサッカーは様々な部分で発達している。海外にいる選手をモニターするのに、監督本人の体が現地にある必要はないと言えるほどに」

「この国に滞在してもっと激しい仕事をするというのは、地元の選手を発掘しなければいけないからだ。監督はガーナに留まり、地元の選手をモニターすることが推奨されるべきだ」

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