11月12日、『AllSports』は「イスラエル人指導者アヴラム・グラント氏が、サッカー連盟との最終的な交渉を行うためにガーナに到着した」と報じた。

先日クウェシ・アッピアー前監督を解任し、指揮官が不在となっているガーナ代表。速やかに体制を整備する必要があったものの、なかなか後任が決まらない状態が続いていた。

しかし先日から元チェルシーのアヴラム・グラント氏との交渉が進んでいることが報じられており、ついに木曜日に高度な交渉に発展したことが伝えられた。

金銭的な条件についてはほぼ合意に達しているとのことだが、問題は彼がイスラエル人であるためにアラブ諸国への入国が難しい可能性があり、それが一つのハードルにはなっているとのこと。それらが解決され次第、2年契約が結ばれる予定となっている。

ガーナ代表チームのエースであるアサモアー・ギャンは、アヴラム・グラント氏をワールドクラスと評し、新たな指揮官の誕生を楽しみにしていると話した。


アサモアー・ギャン

「彼は世界最高のチームを率いたことがある監督だ。誰もがワールドクラスであると知っている。

我々は彼とのトレーニングを楽しみにしているよ。彼の戦術に対応していくことが出来ると確信している。指揮官のもたらすもの全てを受け入れていく。

我々はこの国のために働く。彼がボスになるならば、その話をしっかり聞かなければならない。我々はアヴラム・グラントを歓迎するよ」


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