『FourFourTwo』は「リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、ボルシア・ドルトムントから選手を獲得する可能性もないわけではないと話した」と報じた。
今年夏まで率いていたボルシア・ドルトムントを離れ、10月にリヴァプールと契約したクロップ監督。
当然のことながら古巣の選手とは大きな噂が浮上するもので、イルカイ・ギュンドーアンやマッツ・フメルス、ネヴェン・スボティッチなどとの関係が報じられてきた。
これらの話について質問を受けたクロップ監督は「何の合意もない」と話し、必要なら獲得するだけであると答えた。
ユルゲン・クロップ
(リヴァプール監督)
「(ドルトムントの選手を獲得する?)
私はドルトムントとの間に何の合意も持っていないよ。そういう話は聞いているけど、ない。
私の考えとしては、我々が獲得することが出来ると思える選手を呼びに行くということだけだ。
もし我々が(チェルシーやマンチェスター・シティのようなクラブと)戦うとすれば――我々が1億ポンド(およそ184.7億円)を支払えば、彼らは1億2000万ポンド(およそ221.6億円)を拠出できる。
そんなことを始めた時、マーケットは狂っていく。
世界中の多くの母親が、それぞれに素晴らしい息子を持っている。だから、必ずしも誰もが知っている人物を引き入れる必要はないわけだ。誰もがその一人だ。
しかし、私にはまだボルシア・ドルトムントと、その選手達全てとの間にいい関係がある。
我々の間には何もないが、もし彼らの中の誰か――我々が必要としている誰かが獲得出来る可能性があるならば、それを試みることが出来る。
しかし、合意は何もない。もちろんない。そして、我々がボルシア・ドルトムントに選手を売らないという合意もない」
「(1月のマーケットに向けて?)
私は何もオーナーに頼んでいない。それが出来るとは確信している。
唯一答えられるのは、それが可能であるということだけで、何もしないだろうということだけだ。
必要であると感じるか、NOと言えない機会があるか、あるいは選手を引き入れなければならない状況に変化するか。そういう時になれば何かをしたい」
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ