28日、『Manchester Evening News』は「イングランドリーグの会場に花火を持ち込み逮捕された者の数が急増している」と報じた。

各国のスタジアムで発煙筒や花火の持ち込みは禁止されているが、それを破る者もおり、試合中にピッチに投げ込まれることもある。

イングランドでは比較的その問題は少ないと言われているが、この数年のグローバル化の影響か、逮捕者の数は著しく増加しているという。

2010-11シーズンにイングランド国内で行われたリーグ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグなどで逮捕された者は8名であった。

しかし2013-14シーズンはそれが188名まで増加。規制の強化が影響したか2014-15シーズンは120名に減少したが、それでも5年前の15倍となっている。

過去数シーズンで逮捕された観客の数は、クラブごとに分けると以下の通りとなっているという。

  • ストーク・シティ:24名
  • ブラックプール:16名
  • マンチェスター・シティ:14名
  • リーズ:13名
  • エヴァートン:13名
  • アストン・ヴィラ:13名
  • マンチェスター・ユナイテッド:12名
  • バーンズリー:12名
  • ウィガン:11名
  • レスター・シティ:11名
  • リヴァプール:10名

南米や東欧、ギリシャなどでは観客の暴動が発生した際に大きな問題となる発煙筒。選手に当たった際には大きな怪我になる可能性もあるものだ。

今のイングランドのサッカーではあまり頻繁に見られるものではないが、近年その危険も増しているのかもしれない。

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