夏のマーケットで話題性のある補強を行ったインテル。ロベルト・マンチーニ監督がリーダーシップを発揮して集めた選手達は、その期待に応えるだけのプレーを見せ、セリエAの優勝争いに絡んでいる。

フィオレンティーナやナポリとの激しいレースを制するため、1月に獲得される可能性があるのは誰なのか?

ダフィ・クラーセン(アヤックス)

『Transfermarkt』による市場価値:

850万ユーロ(およそ11億円)

『Gazzetta dello Sport』は、インテルのピエロ・アウジリオSDが直々にダフィ・クラーセンの代理人セーレン・レルビーと接触したことを伝えている。

オランダの名門アヤックスの下部組織で育成され、2013-14シーズンからチームの中心的なMFとして活躍。昨年はフル代表にも招集された22歳だ。

インテルはチームで存在感を失っているマルセロ・ブロゾヴィッチの売却に動いており、その穴埋めとしてクラーセンの獲得を狙っているという。

その移籍金は800万ユーロ(およそ10.4億円)程度ではないかと言われている。

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