サッカーデータサイト『WhoScored』がこんなデータを紹介していた。
Most headed shots per game in Europe’s top 5 leagues this season pic.twitter.com/x3eafP77Bv
— WhoScored.com (@WhoScored) 2015, 11月 19
こちらは、今シーズンの欧州5大リーグにおけるシュートのスタッツである。
左の列から順に平均シュート数、右足シュート数、左足シュート数、ヘディングシュート数、その他の1試合平均が数値化されており、この表ではヘディングシュート数の多いチームが上から順に表示されている。
5大リーグに所属する全98チームの中で、最もヘディングシュートが多かったのは1試合平均3.8本のシャルケだ。次いでレアル・マドリー、セビージャ、サウサンプトンといったクラブチームが名を連ねる。
では逆に、1試合平均のヘディングシュートが最も少ないチームはどこなのだろうか?
気になって同サイトの表でソート順を逆にしてみると…
最も少ないのはエンポリで0.3本なのだが、これに次ぐのはなんと世界的名門のマンチェスター・ユナイテッドであるという。
1試合平均0.8本ということは、ユナイテッドはこれまでのプレミアリーグ12試合で9.6本ほどしかヘディングシュートを放っていない計算になる。
もちろんこれが必ずしも悪いということではないのだが、ユナイテッドほどのクラブがこれだけシュートの部位に偏りがあるのは少し意外な気もする。
ちなみに『transfermarkt』で調べてみた結果、ユナイテッドが今季リーグ戦でヘディングでゴールをあげたのは第9節エヴァートン戦のみで、この時はアンデル・エレーラが得点している。