サッカーデータサイト『WhoScored』がこんなデータを紹介していた。

こちらは、今シーズンの欧州5大リーグにおけるシュートのスタッツである。

左の列から順に平均シュート数、右足シュート数、左足シュート数、ヘディングシュート数、その他の1試合平均が数値化されており、この表ではヘディングシュート数の多いチームが上から順に表示されている。

5大リーグに所属する全98チームの中で、最もヘディングシュートが多かったのは1試合平均3.8本のシャルケだ。次いでレアル・マドリー、セビージャ、サウサンプトンといったクラブチームが名を連ねる。

では逆に、1試合平均のヘディングシュートが最も少ないチームはどこなのだろうか?

気になって同サイトの表でソート順を逆にしてみると…

最も少ないのはエンポリで0.3本なのだが、これに次ぐのはなんと世界的名門のマンチェスター・ユナイテッドであるという。

1試合平均0.8本ということは、ユナイテッドはこれまでのプレミアリーグ12試合で9.6本ほどしかヘディングシュートを放っていない計算になる。

もちろんこれが必ずしも悪いということではないのだが、ユナイテッドほどのクラブがこれだけシュートの部位に偏りがあるのは少し意外な気もする。

ちなみに『transfermarkt』で調べてみた結果、ユナイテッドが今季リーグ戦でヘディングでゴールをあげたのは第9節エヴァートン戦のみで、この時はアンデル・エレーラが得点している。

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