先日行われたイングランド対フランスの国際親善試合。

先週パリでテロ事件が発生したため一時は中止も報じられたが無事行われ、試合の中でホーム側のイングランドがフランスに対して最大限の連帯の意思を示し話題となった。

こちらの記事で詳しくお伝えしたように、ウェンブリーではいたるところでトリコロールカラーが確認でき、フランス国歌斉唱の際にはオーロラビジョンに「ラ・マルセイエーズ」の歌詞が表示された。

フランス代表の選手たちは、先発メンバーとベンチメンバーの全員が一列に並び、肩を組んでこの特別な国歌を耳にしていた。

しかし、どうしても感極まっていた選手がいたようだ。

アーセナルDFローラン・コシェルニである。

国際配信の映像では、国歌斉唱時のコシェルニの表情は確認できなかった。しかしどうやらこの時涙を流していたようだ。

また英国『Mirror』によれば、コシェルニの隣にいたウーゴ・ロリスの目にも光るものがあったのだという。

試合は0-2で敗れてしまったが、やはりこうした精神状態にありながら試合出場を決め、ファイティングスピリットを見せてくれたフランスの選手たちに敬意を表したいものだ。

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