28日、『Espiritu Deportivo』は「イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、1.FCケルンに所属しているFWアントニ・モデストの獲得を検討している」と報じた。
アントニ・モデストは1987年生まれの27歳。ニースの下部組織出身で、プロデビューシーズンから20試合に出場するなど注目を集めたストライカーである。
ニースではブレイクしきれなかったものの、2009-10シーズンに貸し出されたアンジェで20得点を決める活躍を見せ、その後ボルドーにステップアップした。
その後はブラックバーン、バスティア、ホッフェンハイムと移り、今季から1.FCケルンに所属。開幕から9試合で6得点とこれまでにない結果を残し、高い評価を得ている。
186cmという身長を持ちながらも豊かなスピードとフィジカルを兼ね備え、足下の技術にも長けている点取り屋である。
今夏フィールドプレーヤーと契約しなかったアーセナルであるが、セオ・ウォルコットのブレイクもあってチームは飛躍している。
しかしシェフィールド・ウェンズデイ戦でセオ・ウォルコットが負傷し、層の薄さも見え隠れしている状況にある。
冬には夏に使わなかった分の補強費用がヴェンゲル監督に保証されているとも言われており、何らかの獲得がある可能性は高いと言われている。
他の候補としてはセルジ・サンペル(バルセロナ)、イスコ(レアル・マドリー)、ゴンサロ・イグアイン(ナポリ)、エディンソン・カバーニ(PSG)などであるが、このあたりの獲得は非常に難しいとも考えられている。