20日、『Mirror』は「世界最大のスポーツ用スタジアム、トップ20」という記事を掲載した。
現在イングランド・プレミアリーグを始め、多くのクラブが自社所有の競技場を建設しようとしている。大きな容量を持つことは、安定した収入源としても非常に重要なものだ。
世界のスポーツ施設で最も入場可能な人数が多いスタジアムは何処なのか? 今回は10位から1位までのランキングをお送りする。
なお、20~11位の記事はこちら。
10位:メルボルン・クリケット・グラウンド(オーストラリア)/10万24人
Melbourne Cricket Ground
– 100,024 capacity
pic.twitter.com/aHlpQMAAZ9
— Fellow Kenyan (@stanoambeyi) 2015, 10月 21
使用チーム:
オーストラリア代表チーム(クリケット)
ヴィクトリアン・バッシュレンジャーズ、メルボルン・スターズ(クリケット)
メルボルンFC、リッチモンドFC、コリングウッドFC、ホーソーンFC、カールトンFC(オーストアリアン・ルールズ)
オーナー:
ヴィクトリア州政府
オープン:
1854年
『The G』とも呼ばれる南半球最大のクリケットグラウンド。1956年のオリンピックに加え、1992年と2015年にはクリケットワールドカップの舞台となった。
かつては13万人を収容していたものの、後に再開発や安全性向上を目的に削減され、立ち見席を加えての10万人が現在の規模となっている。
1854年に最初の試合が行われたとのことだが、基本的にその際には客席がなく、数年後からそれらが整備されていった。
定期的に使っているクラブはないが、サッカーでも時々代表チームが使ったり、海外のビッグチームが行うツアーの会場になったりする。日本も2009年に戦っている。
9位:ダレル・K・ロイヤル=テキサス・メモリアル・スタジアム(アメリカ)/10万119人
@Haloplate at Darrell K Royal–Texas Memorial Stadium
#longhorns pic.twitter.com/trpaBRHimt
— Haloplate (@Haloplate) 2015, 10月 3
使用チーム:
テキサス・ロングホーンズ(アメリカンフットボール)
オーナー:
テキサス大学
オープン:
1924年11月8日
かつてはウォー・メモリアル・スタジアムと呼ばれていた。オープン時には27000人収容であったが、11回にわたる拡張で10万超えのスタンドが形成された。
ダレル・K・ロイヤルというのは伝説的フットボールコーチの名前で、1996年にスタジアムに彼の名前が冠されることになった。
なお、2012年には10万1851人というデータを超える人数を収容しており、今後も拡張が予定されている。将来的には11万5500人~12万5000人規模になる可能性が示唆されている。
8位:ブライアント=デニー・スタジアム(アメリカ)/10万1821人
Bryant-Denny stadium day and night pic.twitter.com/hwNt8efrvx
— Clint Glaze (@Clint_Glaze1) 2015, 10月 11
使用チーム:
アラバマ・クリムゾン・タイド(アメリカンフットボール)
アラバマ高校(アメリカンフットボール)
オーナー:
アラバマ大学
オープン:
1929年9月28日
建築当時の大学長であったジョージ・H・デニー氏にちなんだ名が1975年に付けられたスタジアム。元々は1万8000人収容で、2010年の改修によって10万人を突破した。
ビジターチームが使用するロッカールームの名前はフェイル・ルーム。これはアラバマ大学卒業生であったジェームズ・M・フェイル氏にちなんだもので、失敗という意味ではない。