20日、『Mirror』は「世界最大のスポーツ用スタジアム、トップ20」という記事を掲載した。

現在イングランド・プレミアリーグを始め、多くのクラブが自社所有の競技場を建設しようとしている。大きな容量を持つことは、安定した収入源としても非常に重要なものだ。

世界のスポーツ施設で最も入場可能な人数が多いスタジアムは何処なのか? 今回は10位から1位までのランキングをお送りする。

なお、20~11位の記事はこちら。


10位:メルボルン・クリケット・グラウンド(オーストラリア)/10万24人

使用チーム:

オーストラリア代表チーム(クリケット)

ヴィクトリアン・バッシュレンジャーズ、メルボルン・スターズ(クリケット)

メルボルンFC、リッチモンドFC、コリングウッドFC、ホーソーンFC、カールトンFC(オーストアリアン・ルールズ)

オーナー:

ヴィクトリア州政府

オープン:

1854年

『The G』とも呼ばれる南半球最大のクリケットグラウンド。1956年のオリンピックに加え、1992年と2015年にはクリケットワールドカップの舞台となった。

かつては13万人を収容していたものの、後に再開発や安全性向上を目的に削減され、立ち見席を加えての10万人が現在の規模となっている。

1854年に最初の試合が行われたとのことだが、基本的にその際には客席がなく、数年後からそれらが整備されていった。

定期的に使っているクラブはないが、サッカーでも時々代表チームが使ったり、海外のビッグチームが行うツアーの会場になったりする。日本も2009年に戦っている。

9位:ダレル・K・ロイヤル=テキサス・メモリアル・スタジアム(アメリカ)/10万119人

使用チーム:

テキサス・ロングホーンズ(アメリカンフットボール)

オーナー:

テキサス大学

オープン:

1924年11月8日

かつてはウォー・メモリアル・スタジアムと呼ばれていた。オープン時には27000人収容であったが、11回にわたる拡張で10万超えのスタンドが形成された。

ダレル・K・ロイヤルというのは伝説的フットボールコーチの名前で、1996年にスタジアムに彼の名前が冠されることになった。

なお、2012年には10万1851人というデータを超える人数を収容しており、今後も拡張が予定されている。将来的には11万5500人~12万5000人規模になる可能性が示唆されている。

8位:ブライアント=デニー・スタジアム(アメリカ)/10万1821人

使用チーム:

アラバマ・クリムゾン・タイド(アメリカンフットボール)

アラバマ高校(アメリカンフットボール)

オーナー:

アラバマ大学

オープン:

1929年9月28日

建築当時の大学長であったジョージ・H・デニー氏にちなんだ名が1975年に付けられたスタジアム。元々は1万8000人収容で、2010年の改修によって10万人を突破した。

ビジターチームが使用するロッカールームの名前はフェイル・ルーム。これはアラバマ大学卒業生であったジェームズ・M・フェイル氏にちなんだもので、失敗という意味ではない。

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