EURO2016予選もいよいよクライマックス。
ディフェンディングチャンピオンであるスペインは9日に行われたルクセンブルク戦に4-0と勝利し、6大会連続となる本戦出場を決めている。
さて、そんなスペインは12日、キエフに乗り込み予選の最終節であるウクライナ戦を戦った。
この最終節が行われる前、3位ウクライナと2位スロバキアは勝ち点19で並んでおり、最終節の結果次第ではウクライナが2位に浮上する可能性もあった。そのためウクライナはスペイン戦に賭けており、がむしゃらに勝ち点3を狙いに行った。
しかし、それを許さなかったのがこの日スペインのゴールマウスを守ったGKダビド・デ・ヘアだった。
デ・ヘアはウクライナ攻撃陣から繰り出される猛攻を次々に阻止することに成功。なかでも15分に見せたセービングは見ている者の度肝を抜くものだった。
David De Gea is setting high standards of goalkeeping tonight pic.twitter.com/Oy4XTR5n3F
— Futbol Vines (@6SecondFutbol) 2015, 10月 12
左サイドアタックからタラス・ステパネンコがクロスを上げ、中で待っていたルスラン・ロタンがフリーでボレー!
しかし、デ・ヘアが身体を倒しながらも右足一本で防いだのだった。
シュートを放ったロタンは天を仰ぎ、ゴール前で待っていたアンドリー・ヤルモレンコとアルテム・クラヴェツは同時に頭を抱えた。
ボールはデ・ヘアの手前でバウンドしていただけにさらに難しい対応を迫られたはずだが、得意の足技がここでも出たのだろうか。右足のつま先あたりにボールをあて、なんとかピンチを凌いだ。