ディートマー・ハマン
「リヴァプールは労働者階級の街、労働者階級のクラブだ。ファンが好きになれる誰かを必要としているんだ。
ファンが監督を好きになることは、リヴァプールのようなクラブにとって非常に重要なんだ」
「(ドルトムントとはフロントの組織が違う。リヴァプールの委員会が問題になっているという話もあるが?)
これはドイツでも一般的なことだと思う。ドルトムントでは、彼はミハエル・ツォルクSD、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOと共に働いてきた。3人の間で選手についての決断を行ってきた。
リヴァプールの移籍委員会が障害になっているという話もあった。しかし、これは間違いなく誤りだ。
彼はエージェントと話はしたくないとかつて明らかにしている。エージェントと仕事はしたくない。彼はサッカーに集中したいんだ」
「(クロップは7年間で2度のブンデスリーガ王者となった)
リヴァプールを引き継ぐには良いタイミングだと思う。9年間でカーリングカップを一回獲っただけの状況だからね。
彼はドイツで2番目に大きいクラブを管理し、再びの成功を手に入れられるチームに変貌させた。
挑戦にあたって問題があるとは思わない。すでに労働者階級のクラブでの指揮を経験しているし、それが重要なことだと思う」
「(若手の育成について)
彼はドルトムントのユースからかなりの選手を引き上げてきた。マルセル・シュメルツァー、エリック・ドゥルム。彼らはワールドカップの勝者にもなった。
クロップは若い選手と共に働くことを好んでいる。若手と協力することに気は揉まない。ただ、そのために仕事をしているわけでもない。十分に良ければ、歳を取っていても問題ない」
クロップと植毛仲間のハマン「今のリヴァプールは遺体安置所」
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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