『Africatopsports』は「ローマからCSKAモスクワに期限付き移籍しているコートジボワール代表FWセイドゥ・ドゥンビアは、イタリアに復帰する可能性は低いと話した」と報じた。
今年1月にCSKAモスクワからイタリア・セリエAのローマに移籍したセイドゥ・ドゥンビア。高額の移籍金が支払われたものの、活躍することは出来ず、今夏期限付きの形で古巣に復帰することになった。
取材に答えたドゥンビアは、ローマには最初から馴染むことが出来ておらず、サッカーの喜びを忘れてしまったと話し、イタリアへの復帰はないだろうと主張した。
セイドゥ・ドゥンビア
「(ビッグクラブでプレーした後、コートジボワール代表に来るのはどんな気持ち?)
コートジボワールの代表チームに来ることは、常に素晴らしい。ここにいられて非常に幸せだ」
「(CSKA復帰後に調子が戻ったようだけど?)
ローマに到着した最初の日から快適さを感じたことはない。僕は自分を再発見する必要があった。ホームに戻ることは興味深かったし、良いスタートを切った。これが続くことを願っている」
「(なぜCSKAへの復帰を選んだ?他のオプションは?)
アフリカネイションズカップの後、自分にとって物事は少し難しかった。そのような状況にあるとき、新しい場所に行くのは決して簡単なことじゃない。
イングランドにも僕に興味を持ってくれるクラブはあった。しかし僕はCSKAを選んだ。なぜなら、チャンピオンズリーグに出られるからだ。さらに言えば、ここは自分のキャリアを再び始めるために最高のクラブだと確信しているからだ」
「(帰ってくるやいなや、サッカーの楽しみについて話していた。それは、ローマでは感じられなかったということ?)
ローマでの4ヶ月間、僕は試合に出て、サッカーをするという喜びを見いだせなかった。CSKAで僕はその喜びを発見し始めている。
これは良いものだ。もちろん経済的な観点は、サッカーの一部でもある。しかし、サッカーをプレーする喜びを再発見することはもっと重要なものなんだ」
「(仲間やスタッフは?)
素晴らしかった。仲間も監督も、そして会長も非常に良く歓迎してくれた。これは大きかった。そして今僕はゴールも再発見し始めている」
「(CLではヴォルフスブルク、マンチェスター・ユナイテッド、PSVを引き当てた)
我々は厳しいプールに入った。しかしまだチャンスはある。CSKAの選手達は5年間プレーしてきた。だから我々は知っている。グループリーグを突破できるかどうかは、我々の集中次第だと」
「(君は1月までのローンだ。シーズン終了までの延長オプションを行使したいか、あるいはローマに戻りたいか?)
今のところ、僕はローマの選手だ。そして、CSKAで戦う準備がある。物事が全て良い方向に進み、ここで冒険を続けられるように願っている。
まあ、しかしいずれにせよ、僕はローマに戻ることが出来るとは思わないね(笑)」