このイレブンに選考理由について、ポール・マーソンは以下のように語っていたそうだ。
まず、GKデ・ヘアについては、世界最高のひとりであり、彼が多くの勝ち点を救ってきたので、すんなり決まったとのこと。
両SBもユナイテッド勢で、ブリントについては素晴らしく、ダルミアンも印象的だったとしている。CBではスモーリングは毎週よくなっており、今季はとてもいいと評価。DFラインではただひとりのアーセナル勢であるコシェルニについては、もし彼が我々(アーセナル)のためにプレーしていなかったなら、どうなっていたか分からないという表現で讃えていた。
中盤センターに配置したシュナイデルリンについては、(新天地で)本当にうまくはまったとする一方、コクランについては個人的に大ファンではないけれど、アーセナルにとってはとても重要だとしていた。
中盤右サイドのマタについてはチェルシーでの最盛期に匹敵する出来で突出していると高評価。また、左サイドは頭を悩ます必要がなかったそうで、アレクシス一択だったようだ。
そして、トップ下に置いたルーニーについては、ユナイテッドファンは疑問かもしれないが、彼は一流選手であり、どれほど影響力があるのかは日曜日に分かるとしていた。マーソンにとってはルーニーのベストポジションはこの位置だそう。
トップ下といえばエジルもいるが、マーソンはここには入らないとバッサリ。さらにアーセナル勢については、ラムジーはノーゴール期間が長すぎるとの辛口評価で、サンティ・カソルラが選外となったのはアンラッキーとしつつ、彼もちょっと調子を落としていると述べていた。
最前線には驚異の19歳マルシャルをセレクト。彼にはワールドクラスのポテンシャルがあり、それには何の疑いはないと絶賛していた。
アーセナルには手厳しい感じもするが、古巣だからこその愛のムチといったところだろうか。