エマニュエル・プティ
(元フランス代表MF)

「(モウリーニョは『ヴェンゲルはプレッシャーを受けていない監督』と批判するが?)

彼が安定した場所にいるのは間違いないね。株主は彼に疑問をぶつけることはないし、毎年チャンピオンズリーグへの出場権を獲得してくる。

彼がいることによって、お金持ちの株主達が稼げる。そういう状況である限り、アーセナルに変化の必要はない。彼は保護されている。

しかし、アーセナルにはいいサッカーというトレードマークがある。それは注目に値することだ。アーセン・ヴェンゲルが達成してきたものと、それへの信頼が示されている。

他の問題はといえば、アーセナルが非常にお金持ちのクラブでありながらも、彼が出し惜しみをしているということだ。収益に関しては、ヨーロッパでも最大のレベルに達している。

彼らは5億ユーロ(およそ671.8億円)に近い収入がある。そう、それは欧州のサッカーを支配するクラブに近い位置にいるわけだ。

マンチェスター・ユナイテッドがやったように、アントニ・マルシャルに対して8000万ユーロ(およそ107.5億円)を費やすようなことはしたくない――アーセナルがそう考えているのは理解できる。

そして、それは評価できる。しかし、彼はこの数年間出し惜しみをしてきた。センターバックとセンターハーフを獲得するのは、アーセナルにとって良いことになると思うよ」

「(チャンピオンズリーグでの連敗について)

彼らは失敗した。しかし、もう一度団結していく必要がある。彼らは良いスタートは切れなかった。しかし、まだグループリーグを突破することは出来ると思う。

バイエルン・ミュンヘンに対して結果を手にし、オリンピアコス、ディナモ・ザグレブを相手に良い形で戦っていく必要がある」

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