アーセナルのレジェンド、エマニュエル・プティは古巣の巻き返しを賞賛している。

アーセナルは夏に多くの主力が移籍した事でスタートダッシュに失敗。なかなか調子をつかむことができず、チャンピオンズリーグの1stレグでミランに大敗した際は、アーセン・ヴェンゲル監督の退任説まで浮上していた。しかし、トッテナムとのノースロンドンダービーを制すると調子を上げ、ミランとのリターンマッチに完勝。ゴール数差でCL敗退となったが、リーグ戦は7連勝中だ。

「アーセナルはミラン戦の失望で多くの非難を受けた。これは選手たちの信念やエゴに影響したね。みんな(=非難した人々)が間違っている事を示すという貪欲な気持ちを生み出し、カムバックできたんだよ。それ以来、彼らのパフォーマンスは最高だね」

しかし、元フランス代表のワールドカップチャンピオンは同時に失望も感じているようだ。

「しかし、同時に私は失望もしているよ。やればできるのに、なぜそのような危機的状況を待たなければならなかったのか?ってね。彼らはやればできるんだから、本当にフラストレーションが溜まったよ」

無冠の時代が続くアーセナル。世界中の多くのファンのためにも来季こそは巻き返しを期待したい。

(筆:Qoly編集部 N)

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