9月30日、『Sportmediaset』は「今夏シャルケ04を退団したガーナ代表MFケヴィン=プリンス・ボアテングは、1月の移籍を視野に入れてACミランに練習参加する」と報じた。
昨季の終盤に突然シャルケから放出されることが発表され、驚きを与えたボアテング。契約は残っているものの、チームからは既に外れている。
今夏はそのために移籍先を探していたが、中国や中東の話は現実化せず、スポルティング・リスボンへの加入はフィットネステストで落ちたと報じられている。
マーケットが終了しても所属先がない状況になっていたが、この度1月の移籍を考慮に入れつつミランの練習に参加することになるという。
もしフィットネスが戻っていることが確認されれば、2013年まで所属していた古巣に復帰できる可能性もあるようだ。
シャルケ04の監督を務めているホルスト・ヘルト氏は、クラブ公式サイトに以下のように語り、ボアテングがミランに行くのは有用だと話した。
ホルスト・ヘルト
(シャルケ04監督)
「ケヴィンは12月31日までミランで練習する。我々はこの機会について話し合っていたし、彼がトレーニングに戻れるのも有用だろう。
この形で1月には彼を販売することが出来るので、この選択肢は我々にとっても全て良いことだ。それはこの条件を受け入れた理由の基礎となっている」