欧州のスター選手が続々と加わり盛り上がりを見せるアメリカ・MLS。
最近はモントリオール・インパクトのディディエ・ドログバ、ニューヨーク・シティのフランク・ランパード、アンドレア・ピルロ辺りがたびたび話題を集めているが、この国の元祖スター軍団といえばLAギャラクシーだろう。
27日に行われたFCダラス戦ではチームが誇るスター選手たちが見事な活躍を見せたぞ。
#MLS / #LAGalaxy 3 (Dos Santos, Keane, Gerrard) - #Dallas 2 (Barrios, Harris). #FINAL. pic.twitter.com/5LsjoEAJJu
— Javier Panzardo (@Javier_Panzardo) 2015, 9月 28
'11 ドス・サントス
'14 ロビー・キーン
'57 ジェラード
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開始すぐの11分にメキシコ代表のジオバニ・ドス・サントスが先制ゴールを決めると、その3分後にはドス・サントスとの連携からアイルランド代表ロビー・キーン!1点差に詰め寄られた57分にはコーナーキックのこぼれ球を元イングランド代表スティーヴン・ジェラードが押し込んで“三役揃い踏み”となった。
7月に加わったドス・サントスとジェラードはそれぞれ2、3点目。加入5年目で主将を務めるキーンはこれが得点ランキング単独3位となる17点目だ。
近年デイヴィッド・ベッカム、ランドン・ドノヴァン、キーンの3看板が引っ張ってきたLAだが、2012年にベッカムが退団し、昨年ドノヴァンが引退。アメリカ版ガラクティコ(銀河系軍団)の顔は、30半ばを迎えたキーンただ1人となっていた。
そんななか昨シーズンMLSを制したチームも今年は開幕から中位をさまよい、今ひとつ波に乗れないシーズンに。しかし今夏新たにドス・サントス、ジェラードのビッグネームが加わると、先月には首位に浮上。ここ数試合は2位に落ちていたが、この一戦を3人のゴールによって3-2で勝利し再び西地区で首位に立った。
アメリカの“新”銀河系軍団は、並居る強豪を退けMLS2連覇を達成することができるだろうか。
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