スター選手が続々と加入し、注目を集めるアメリカ1部メジャーリーグ・サッカー(MLS)。
そのTwitterカウントがなかなかの独自路線を行っているのをご存知だろうか?
今回は、MLSの公式Twitterアカウントにまつわる3つの事実をまとめてみることにしよう。プロサッカークラブの担当者も参考にできるかも?
1. ゴール動画を積極的に公開。更新もとにかく早い
MLSの公式Twitterアカウントは、選手のゴール動画を公開することにとにかく躊躇がない。
That first touch though, @Guaje7Villa https://t.co/8S4DAJkQvZ
— Major League Soccer (@MLS) 2015, 7月 26
So many goals tonight we missed this @KAKA #DoubleMeg!!!!! #ORLvCLB pic.twitter.com/3QkA8aHY9C
— Major League Soccer (@MLS) 2015, 8月 2
これは現地テレビ局との権利の兼ね合いがあるのでJリーグの参考となるかは分からないが、ゴール動画を公開しまくることでMLSというリーグの知名度やムーブメントがリアルタイムに世界中へと波及しているのは間違いない。
そしてもっと凄いのが、ゴールして即座にその動画がアップロードされることだ。
Steven Gerrard powers in his first MLS goal: http://t.co/Glb7bvNOAQ #LAvSJ #CaliClasico
https://t.co/V8NUPop7Hn
— Major League Soccer (@MLS) 2015, 7月 18
たとえば先月17日、LAギャラクシーのMFスティーヴン・ジェラードはサンノゼ・アースクエイクス戦でMLS初ゴールを記録したのだが、この時もゴール直後にMLS公式がゴール動画を伝えていた。このツイートは1000以上リツイートされている。
MLSのこうした姿勢には、ジェラードやランパード、ピルロといったスター選手が多数加入した今を「チャンス」と捉え、情報の開示に対して積極的であろうとする姿勢が窺える。目先の利益ではなく、長期的なスパンでMLS人気を醸成させようという意識も感じられる。
いずれにしても、MLSの公式Twitterアカウントはゴール動画以外にもMLSで起こったスーパープレーやおもしろ動画をドシドシ公開しており、それは各クラブも同じ。リーグとクラブの公式アカウントが拡散しあっているシーンもよく目にするのだ。