CBF(ブラジルサッカー連盟)は24日、来月始まる2018年ロシアW杯・南米予選に向けたブラジル代表メンバーからロベルト・フィルミーノ(リヴァプール)が負傷で外れ、リカルド・オリヴェイラ(サントス)を追加招集したことを明らかにした。

水曜日のリーグカップ戦で負傷し、前半で退いていたフィルミーノの代替としてドゥンガが選択したのは、復調気配を見せていた26歳のアレシャンドレ・パト(サンパウロ)ではなく、絶好調の35歳リカルド・オリヴェイラだった。

オリヴェイラは、サントスが準優勝に輝いた2003年のコパ・リベルタドーレスでロビーニョ、ジエゴと共に一躍脚光を浴び、その後スペイン、2009年からは中東に拠点を移し活躍。今年1月、約12年ぶりにサントス復帰を果たすと、サンパウロ州選手権で得点王と最優秀選手に輝き、全国選手権でも現在17ゴールで得点ランキングの首位に、年間のゴール数も30で国内1位となっている。

代表には2004年に当時のカルロス・アウベルト・パヘイラ監督により初招集され、同年のコパ・アメリカ、翌2005年のコンフェデレーションズカップに出場。その後は怪我もあり、第一次ドゥンガ体制だった2007年以来招集を受けていなかったが、サントスでの好調もあり最近になって本人も代表復帰に意欲を示していた。セレソンでの成績は13試合4ゴール。

ブラジルは8日チリ代表と、13日にベネズエラ代表と対戦する。

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