2003-04シーズンのプレミアリーグにおいて、無敗優勝という偉業を遂げた当時のアーセナルには『The Invincibles(無敵)』という異名が付けられている。
ON THIS DAY ten years ago @Arsenal became 'The Invincibles’.
Is
#AFC’s 03/04 side the best ever @premierleague team? pic.twitter.com/PPI41bMQg0
— BBC 606 (@bbc606) 2014, 5月 15
アンリにベルカンプ、ピレスにヴィエラらが織りなす魅惑のフットボールはある種伝説として語られているほどだ。この『The Invincibles』について、マンチェスター・シティのMFヤヤ・トゥレが語ったと、『guardian』が伝えている(彼の兄コロは当時のメンバーでもある)。
Touré: We’ll never see another Premier League Invincibles http://t.co/5ufpODu7Y4 | @JamieJackson___ (Pic: Reuters) pic.twitter.com/PM0a3IaS9h
— Guardian sport (@guardian_sport) 2015, 9月 21
当時アーセナルはリーグ38試合で26勝12分という圧倒的戦績を残したが、トゥレはこれを今再現するのは不可能だと考えているようだ。
ヤヤ・トゥレ(マンチェスター・シティMF)
「プレミアリーグはずっと進歩を続けている。ビッグクラブが多額の資金を選手に投資する様を見るに、『The Invincibles』がプレミアリーグに現われることはもう二度とないだろう」
「全てのチームが資金を使っているし、大物選手を買っている。ウェストハムや、レスターでさえもね。ストークはバルセロナから選手を連れてくるのに資金を投下している。
どれほどプレミアリーグが競争的であるかが分かるだろう。全ての選手たちがイングランドに来たがっているし、上達し、いいプレーをしたがっているからね。
チェルシーがホームでクリスタル・パレスで負けるのを目にしても驚きではない。プレミアリーグは難しいんだ」
今ではどのチームも選手獲得に多額の資金を投資しており、当時のアーセナルのような突出した存在は現われないだろうと語ったトゥレ。
ただ、この発言はシティがホームでウェストハムに1-2で敗れた後に口にしたものでもある。ここまでリーグ無敗無失点を誇っていたシティでさえ、足をすくわれるのが今のプレミアリーグなんだということを言いたかったのだろう。