『Talksport』は「フランス・リーグアンのレンヌに加入することが決まったヨアン・グルキュフは、イングランド・プレミアリーグからの関心を断っていた」と報じた。
かつては若くしてACミランに引き抜かれ、ボルドーではチームをリーグアン優勝に導くなど活躍し、「ジダンの後継者」とも呼ばれたヨアン・グルキュフ。
しかしフランス代表ではレイモン・ドメネク監督政権下でインパクトを残せず、2010年に加入したリヨンでは度重なる怪我によって出場機会が減少し、内向的な性格が揶揄されることも多くなっていった。
今夏は疲労骨折を抱えている状況であったことも影響し、リヨンとの契約が満了になったあとは所属先がない状況が続き、マーケット期間中にはクラブを見つけられなかった。
だがようやく14日にかつてユース時代を過ごしたレンヌと契約を結んだことが発表され、古巣で本来のグルキュフを取り戻すためのスタートラインに立つことが出来た形となった。
記事によればグルキュフに対してはイングランド・プレミアリーグのエヴァートン、そしてワトフォードが興味を示していたとのことであるが、選手本人がフランスに残ることを希望していたため、レンヌが選択されたとのことである。
契約はわずか一年であるが、もしグルキュフが本来のパフォーマンスを見せることが出来れば欠かせない戦力になることは間違いない。復活を期す『NEXTジダン』の活躍に期待したいところだ。