スティーヴン・ジェラードの新たな自伝『My Story』に綴られている様々なエピソードが、現地メディアによって、徐々に明らかにされている。
『Liverpoolecho』では、ジェラードとは自他ともに認める親友という間柄であるシャビ・アロンソにまつわる話題を伝えていた。
Gerrard: Benitez stupid for selling Xabi Alonso
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— Liverpool FC News (@LivEchoLFC) 2015, 9月 14
2004年にリヴァプール入りしたシャビ・アロンソ。アンフィールドで5年間プレーした後、2009年にレアル・マドリーへと移籍していった。
ただ、ジェラードとしてはもう6,7年はともにプレーできたはずだと思っているそうで、売却してしまった当時の指揮官ラファ・ベニテスの判断を愚かなものだと断罪したとのこと。
スティーヴン・ジェラード(自伝『My Story』にて)
「2004年の8月に初めて一緒に練習した後、アロンソに王のような尊厳があったのは明らかだった。まず、彼を買ってきたことについてはとても賢かったラファ・ベニテスだが、5年後にレアル・マドリーに売ってしまったのは同じくらい愚かなことだった。彼はともに並んでプレーしたなかで、最高のセンターミッドフィルダーだった」
「アロンソを売るというのは悲惨な決断だった。特にたった3000万ポンドでね。その後に彼がレアル・マドリーやバイエルン・ミュンヘン、そしてEUROとワールドカップを勝ち取ったスペイン代表で成し遂げたこと全てを考えた時、この額は格安に思える」
ジェラードのこの思いはリヴァプールファンならずとも、納得と言うか分かっていたことだろう。
確かに5年という時間は長いようで短いが、短いからこそ印象的で美しい思い出として感じるのかもしれないが…。
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