アーセナルはアンデルレヒトの天才MF、ユーリ・ティーレマンスの獲得を狙っているようだ。
夏の移籍ウィンドウではユース選手を除けばGKのペトル・チェフのみの獲得に終わったアーセナル。アーセン・ヴェンゲル監督が現有戦力で充分と判断したとも報じられているが、フィールドプレーヤーを獲得しなかったことに対する異論は根強く、クラブのレジェンドであるティエリ・アンリも誰かを獲得すべきだったと考えていることを明かしている。
ティーレマンスについてはアーセナルが興味を持っていることが以前から報じられているが、『Calciomercato.com』の報道によれば、1月の移籍ウィンドウでオファーを送る可能性があるとのこと。
チェルシーやアトレティコ・マドリーも興味を示しているようだが、獲得にはアンデルレヒトの要求額を満たす必要があるだろう。アンデルレヒトがティーレマンスにつけているプライスタグは1440万ポンド(およそ26.8億円)。神童と呼ばれ、クラブ史上最高レベルの逸材には間違いないが、8月に新たな5年契約を結んだことがクラブを強気にさせているはずだ。
今シーズンのティーレマンスはジュピラーリーグで全7試合に先発出場。開幕戦では劇的なミドルシュートを決めるなど、3ゴールを決めており、2位につけるチームを支えている。