12日、FC東京は元日本代表FW前田遼一のハットトリックで、ヴィッセル神戸を3-0で下した。
前田といえば、かつて、シーズンの初得点を決めた相手が必ずJ2へ降格する「デスゴール伝説」でも知られていた。では、ハットトリックを決められた相手はどうなるのだろうか?
前田がJ1でハットトリックをあげたのは計4回、その後の対戦相手の動向を調べてみた。
試合結果一覧
※日付(六曜)/節/対戦相手/試合結果の順
▽2005年7月9日(先負) 第15節 セレッソ大阪(3-0 ○)
雨の中、ハットトリックを達成。対戦相手のセレッソ大阪は、2005年はJ1で5位も2006年にJ1で17位、J2へ降格する。
▽2008年10月5日(先負) 第28節 コンサドーレ札幌(5-0 ○)
3年ぶりにハットトリックを達成。対戦相手のコンサドーレ札幌は、このシーズンJ1最下位で降格、翌2009年はJ2で6位。
▽2009年10月25日(仏滅) 第25節 名古屋グランパス(3-3 △)
ハットトリックを達成も3点差を追いつかれる。対戦相手の名古屋グランパスは、2009シーズンは9位フィニッシュも翌年J1優勝を達成。
▽2015年9月12日(赤口) 2ndステージ第10節 ヴィッセル神戸(3-0 ○)
FC東京へ移籍した初年度に6年ぶりのハットトリック。対戦相手のヴィッセル神戸は12日現在11位。
結論は?
何か法則を見出そうと、試合日の六曜まで調べてみたがこれといったものは見つからなかった。
無理やりこじつけるのであれば、対戦相手がそのシーズン、もしくは次のシーズンにJ2降格もしくは優勝をしているということか。だとすると、ヴィッセル神戸は今シーズンか来年に優勝もしくはJ2降格することになるのだが…。
前田遼一のハットトリック伝説、その真実がわかるのは2016シーズン終了後である。