今年もJリーグの開幕戦がやってきた。。週末に行われた第1節ではアギーレジャパンのメンバーだったFC東京FW武藤嘉紀をはじめたくさんのスーパーゴールが生まれた。
生まれ変わった公式サイト『Jリーグ.jp』ではJ1のみトラッキングデータが一部公開されている。
2010年のワールドカップで、日本代表DF長友佑都の走行距離が話題になったが、今回はスプリントの回数も記載されている。
走行距離1位は横浜F・マリノスMF兵藤慎剛、スプリント1位はベガルタ仙台の右サイドバック(登録はMF)菅井直樹となった。
「走行距離が多い=運動量がある」、という捉え方がされることが多いが歩いていても距離を稼げてしまう。また、MFに比べてDF、FWは移動距離がそもそも少なくなるという点があった。
全速力で走った回数を記録する「スプリント」はよりサイドバックやセンターハーフの上下運動性を知る指標として有用だ。
走行距離、スプリントで共に上位に入るベガルタ仙台MF奥埜博亮はかなりのハードワーカーということがわかるだろう。
また、上述の通り走行距離が低くなりがちなFWで走行距離2位を叩きだしたFC東京FW前田遼一の献身性も見逃せないところだ。
FW登録の選手は、17位のクリスティアーノ(11.6km)まで出てこない。しかも、彼はFW登録であるがプレーポジションは様々、開幕節も左のウイングであったためだ。
一方、運動量が疑問視されているガンバ大阪FW宇佐美貴史はチーム最下位の走行距離8.23kmだった。
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