9月4日、『Soccernet』は「チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、ナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルのトルコ移籍をストップさせていた」と報じた。
なお、この情報はトルコのサッカー代理人メスルン・イゼット氏がラジオ番組『Radyospor』の中で語ったものであるとのことだ。
かつてはレギュラーとして起用されていたミケルであるが、このところチェルシーでの出番は著しく減少しており、昨年からチームを離れるという噂は流れていた。
情報によれば今夏ミケルはトルコ1部のベシクタシュと接触を行い、条件面では合意に至っていたという。
しかしチェルシーは獲得を考えていたポール・ポグバ(ユヴェントス)と合意することに失敗したため、マーケット終盤でジョゼ・モウリーニョ監督がミケルの移籍をブロックしたとのことである。
ミケルは先月『Mirror』のレポートで隠し子がいることを暴露されたばかり。母国ナイジェリアに息子がいるほか、2013年にナイトクラブで出会った女性との間に娘がおり、数万ポンドの養育費の支払いと、数年に一回新車を買い与えるという約束があることが明らかになった。
また、ナイジェリア代表のサンデー・オリセー監督は「彼とは接触しようとしたが全く電話が通じない」と会見で発表するなど、様々なトラブルが相次いでいた。
選手としてもチェルシーで厳しい立場に置かれている中、残留を決めたミケル。いろいろな逆風が吹く中で、今季復活を見せることは出来るのだろうか?