8月29日、『Sky』は「ドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04は、ドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーの売却を拒否した」と報じた。
昨日各メディアでは「ユヴェントスとシャルケは2600万ユーロ(およそ35.3億円)+ボーナス最大600万ユーロ(およそ8.1億円)という条件で合意した」と報じられ、既に移籍は決定かと思われていた。
しかしシャルケは最終的な応答を保留するとともに、ドラクスラーをマーケットから取り除くという決断を下したとのことだ。
これによって最後にターゲットを失う格好になったユヴェントスは、用意していたセカンドオプションを取ることを選択したようで、ゼニト・サンクトペテルブルクのベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルとの交渉を進めるという。
その価格はマーケット終了が近づいた現在2200~2500万ユーロ(およそ29.9~33.9億円)まで下落していると考えられており、ドラクスラーと同程度の数字になっている。
しかし、そこで競合するのが同じイタリアのライバルであるACミラン。代理人のフランチェスコ・マルセッリャ氏は『Milannews』に対して『新しい接触があった』と明らかにしている。
その中ではアクセル・ヴィツェル本人がミランへの移籍を希望しており、クラブ間の交渉さえ上手くいけばすぐに契約が締結できる状況であることが語られている。
マーケット終了まであと数日という段階で急展開を迎えている両クラブ。ユヴェントスはドラクスラーを獲得出来るのか?そしてヴィツェルを加えることが出来るのはどちらのチームになるのだろうか?