8月27日、『Kicker』は「ドイツ・ブンデスリーガのバイヤー・レヴァークーゼンは、ボルシア・ドルトムントのスロベニア代表MFケヴィン・カンプルを獲得したいと考えている」と報じた。
今夏多くのクラブに狙われていた注目株のチリ代表MFチャルレス・アランギスを獲得することに成功したレヴァークーゼン。しかし、そのアランギスがいきなりアキレス腱を断裂していまい、長期離脱することになった。
レヴァークーゼンは現在その穴埋めが出来る選手を探しており、最優先候補としてボルシア・ドルトムントのケヴィン・カンプルを狙っているようだ。
ケヴィン・カンプルは1990年生まれの24歳。元々レヴァークーゼンの下部組織出身であるがトップチームでは一度も出場したことがなく、グロイター・フュルトやオスナブリュック、アーレンを経て、2012年から所属したレッドブル・ザルツブルクで活躍したMFである。
ドルトムントには今年1月に1200万ユーロで加入し、初年度から半年で13試合に出場しているが、まだそれほど重要な存在にはなっていない。
レヴァークーゼンの監督を務めているロジャー・シュミット氏はレッドブル・ザルツブルク時代に彼を2年間指導していた経験があり、カンプルには昨年も接触したと言われている。ドルトムントでブレイクしきれない教え子を再びチームに加えたいと考えているとのことだ。