8月18日、『L'Equipe』は「ニューカッスル・ユナイテッドに所属しているフランス代表MFレミ・キャベラは、マルセイユに移籍することに合意した」と報じた。

レミ・キャベラは1990年生まれの25歳。コルシカ島生まれでGFCアジャクシオの下部組織出身であるが、若くしてモンペリエの下部組織に移りプロデビューを果たした小柄なアタッカーである。

昨年イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドに移籍し、初年度から31試合に出場したものの、今夏はフランスに復帰するのではないかと言われていた。

記事によれば、火曜日の午後の会議でニューカッスル、マルセイユの会談が合意に達し、条件は1年のローン+800万ユーロ(およそ10.9億円)の購入オプションという形で決着したとのことだ。

今後迅速にメディカルチェックが行われ、移籍は明日にも決定する可能性がある。

ニューカッスルは先日からマルセイユの元フランスU-21代表FWフローラン・トーヴァンの獲得に近づいていると言われ、そのためにレミ・キャベラの譲渡も考えていると伝えられていた。

今回の取り引きがそれに絡んでいるかどうかという点については不明であるが、今後の取り引きの進行に注目が集まりそうだ。

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