7月13日、イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドは「モンペリエから フランス代表MFレミ・キャベラを獲得した」と公式発表した。

契約期間は6年。移籍金は公表されていないが、『L'Equipe』の報道によればボーナスを含めて1000万ユーロ(およそ14億円)であるとのことで、モンペリエが求めていると言われていた1500万ユーロ(およそ21億円)からはかなり減額されている。

レミ・キャベラは1990年生まれの24歳。小柄な体格であるものの、非常に高いテクニックを持つことで知られているリーグアン屈指の司令塔。両ウイングやセンターハーフでのプレー経験も持っている。

コルシカ島で生まれ、ガゼレク・アジャクシオの下部組織に所属していたが、14歳でモンペリエに入団。2009年にトップチームに昇格してからは、大怪我を負ったために同期のユネス・ベランダ(現ディナモ・キエフ)から一歩遅れることになったものの、レンタル移籍も経験しつつ徐々にレギュラーに定着した。昨季はチーム自体は苦戦したが、 キャベラは37試合に出場し14ゴールを奪取。キャリアハイとなる活躍を見せた。

今夏はかなり前からニューカッスルと接触していることが報じられてきたが、契約が2016年まで残っていたこともあり、モンペリエのルイ・ニコラン会長が700万ユーロ(およそ10億円)という最初のオファーを拒否。

その後長い交渉が続けられ、ニューカッスルが先日ようやくオファーの金額を引き上げ。1000万ユーロという最終的な価格を見れば、口ではなんだかんだ言いながらも二コラン会長はかなり妥協をしたと考えられる。

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