8月18日、ガーナサッカー協会は「対立候補が現れなかったため、無投票でクウェシ・ニャンタキー会長が3期目を務めることに決まった」と公式発表した。

2005年にニャホ・ニャホ・タマクロー氏が会長職を離れた後、アベ・コーカー氏とコジョ・ボンス氏に選挙で勝利しガーナサッカー協会会長に就任したクウェシ・ニャンタキー氏。

在任中には2度のワールドカップ出場、U-20ワールドカップ優勝など大きな結果を残し、さらに西アフリカサッカー連合会長も兼任。2012年にはガーナで最も影響力がある人物ランキングで32位に入っている。

昨年は八百長疑惑で告発されたことがあるものの、目立ったスキャンダルもなく、自身がオーナーを務める国内のオール・スターズFCを優遇するわけでもなく、「協会史上最高の会長」と呼ばれている。

今回はアサモア・ギャンのマネージャーなどが立候補を仄めかしてはいたものの、最終的には誰も対立候補は現れず、無投票での3期目当選が決定した。

クウェシ・ニャンタキー
(ガーナサッカー協会会長)

「ガーナサッカー協会の最高委員会は私に責任を与えてくれた。その信頼、そしてガーナサッカー界の友人が私のそばにいるという事実に、私は頭を垂れなければならないという気持ちになる。

2005年12月にガーナサッカー協会会長になったときから、確固とした支持をくれた人々に対し、私は常に感謝している。ありがとうと言いたい。

ガーナで生きる人々とともに歩くこの協会を率いるということに、私は誇りと幸福を感じている。差別なく、法規や規則を支持するということを最優先として、恐れず、そしておもねることなくその責任を成し遂げるため、私は全力を尽くす」

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