8月9日、ウェスタンシドニー・ワンダラーズは「スペイン2部のポンフェラディーナから、DFアルベルト・アギラルを獲得した」と公式発表した。
アルベルト・アギラル・レイバは1984年生まれの31歳。かつてはマラガ、ヘタフェでプレーしたこともある選手で、MFとDFをこなす選手である。
近年はグラナダ、アルバセテ、コルドバ、ポンフェラディーナと下部リーグで継続的にプレーしているベテラン選手であったが、今夏契約満了でフリーエージェントとなっていた。
Introducing our third Spanish signing of the season, Alberto: http://t.co/yeuVEwq5m4 #WSW pic.twitter.com/lOZI8WRcym
— WS Wanderers FC (@wswanderersfc) 2015, 8月 9
かつては小野伸二が中心選手として活躍し、今夏まで田中裕介、高萩洋次郎が所属していたことで知られるウェスタンシドニーであるが、このマーケットでは驚くべき急速なスペイン化が進んでいる。
近年Aリーグやニュージーランドではアルベルト・リエラやジョゼップ・ゴンバウ氏などスペイン人選手や監督の活躍が目立っており、それをウェスタンシドニーも追随した格好だ。
かつてバルセロナのBチームでプレーしていたこともあるプレーメーカーのアンドレウをラシン・サンタンデールから、同じくバルサでの経験を持つMFディマス・デルガドをレクレアティーボ・ウェルバから獲得。
昨年アジアチャンピオンズリーグを成し遂げたクラブは、今夏大きな変革の時を迎えつつあるようだ。