5月15日、オーストラリア・Aリーグのウェスタンシドニー・ワンダラーズは「今季限りで10名の選手が退団することが決まった」と公式発表した。
チームを離れることになったのは以下の10名。
- GK:アンテ・チョヴィッチ
- DF:アンソニー・ゴレツ
- DF:エイドリアン・マダッシ
- MF:ヤコポ・ラ・ロッカ
- MF:ニック・ウォード
- MF:ニック・カルマー
- MF:ジェイソン・トリフィーロ
- FW:トミ・ユリッチ
- FW:ニキータ・ルカヴィチャ
- FW:カーレン・ブルーツ
ウェスタンシドニーをご存じの方ならば一目瞭然のことであるが、チョヴィッチ、ゴレツ、ラロッカ、ユリッチ、ルカヴィチャ、ブルーツらはチームを支えてきたレギュラークラスの選手であり、通常この時期からフリーで放出されるとは考えにくい存在である。特にトミ・ユリッチは中国からのオファーが舞い込んでいると言われており、高値で売れる可能性もある存在だった。
今季最下位を辛うじて逃れるなど結果が出なかったウェスタンシドニー。チームの再出発に向けての痛みある改革か、あるいは経済的な問題があるのかどちらかであると推測されている。