8月6日、ベルギー1部のアンデルレヒトは「アル・アハリからエジプト代表MFマフムード・ハッサン”トレゼゲ”を獲得することに成功した」と公式発表した。
Mahmoud Hassan “Trézéguet” renforce le #RSCA ! http://t.co/YVdKBiNWYL pic.twitter.com/sFySLqhMjg
— RSC Anderlecht (@rscanderlecht) 2015, 8月 6
マフムード・ハッサン”トレゼゲ”は1994年生まれの20歳。名門アル・アハリの下部組織出身で、今エジプトで最も期待されている若手の一人と言える存在であり、先日紹介した「欧州に羽ばたきそうなエジプトリーガー」でも取り上げられていた。
高い技術と得点力を兼ね備えているシャドータイプのアタッカーで、昨年には19歳ながらエジプト代表にデビュー。赤道ギニア戦ではゴールも奪取しており、セルティックやフェイエノールトなど多くのクラブが注目していると話題であった。
国内のサッカーがまだ本格的に解放されない中で資金的に余裕のないアル・アハリは、適切なオファーならば放出するという方針を発表していたものの、基準を超える額の提示がなかったために去就が決定されない状況になっていた。
しかし、先日アンデルレヒトが1000万ユーロ(およそ13.6億円)の最終的なオファーを出したという報道があり、ついに高度な交渉がスタートしたことが伝えられており、今回ようやく合意が形成されたようだ。
条件については当初報じられていた1000万ユーロの完全移籍ではなく、1年のローンに買い取りオプション付きという内容になったとのことだ。
なお、まだメディカルチェックは終了していないため、それが行われた上で正式な契約が結ばれる見込みとなっている。