昨シーズン、プレミアリーグを4位で終えなんとかCLへの挑戦権を獲得したマンチェスター・ユナイテッド。

イングランドに与えられたCL出場枠は4つ。リーグ1位から3位チームまではストレートインの権利が与えられ、4位チームはプレーオフに進む。

そして5日、予備予選3回戦の全試合が終了し、マンチェスター・ユナイテッドとプレーオフの舞台で対戦する可能性があるチームが決定した。

その5チームを見てみよう。

・クルブ・ブルッヘ(BEL)
2014-15 ジュピラー・リーグ 2位

・CSKAモスクワ(RUS)
2014-15 ロシア・プレミアリーグ 2位

・ラツィオ(ITA)
2014-15 セリエA 3位

・モナコ(FRA)
2014-15 リーグアン 3位

・ラピド・ウィーン(AUT)
2014-15 オーストリアン・ブンデスリーガ 2位

CLの予備予選3回戦からプレーオフにかけては、各リーグの優勝チームは他のリーグの優勝チームと戦う(チャンピオンズルート)レギュレーションになっており、各リーグの2位以下のチームは他のリーグの2位以下のチームと対戦する(リーグルート)ことになっている。

プレミアリーグを4位で終えたユナイテッドは、もちろんリーグルートを辿る。

プレーオフに進出した10チームは過去5シーズンにおけるUEFAコンペティションでのポイント(UEFA Club Coefficient)によりシードチームとノーシードチームに分けられたのだが、ユナイテッドはシードチームとなり、ノーシードチームは以上5チームに決定したのだ。

ラツィオとモナコはもはや説明不要だろう。特にモナコは昨シーズンのCLでアーセナルを破るなど躍進を見せており、この夏行われたU-21欧州選手権でもブレイクしたスター候補のMFベルナルド・シウヴァを擁する。

他にも昨季ベルギーでカップ戦を制し、一時は三冠の可能性も残していたクルブ・ブルッヘ、予備予選3回戦でアヤックスを破ったラピド・ウィーン、ロシアの強豪CSKAモスクワなど、いずれもCLで戦える力のあるチームがユナイテッドとの可能性を残している。

昨シーズン、25年ぶりに欧州カップ戦の出場権を逃したユナイテッド。このプレーオフで敗れたとしてもELのグループステージに回るのだが、ユナイテッドほどのビッグクラブであればやはりCLの出場権は絶対に手にしていたいはず。果たしてその行方は・・・。

CLのプレーオフは8月18-19日に1stレグが、25-26日に2ndレグが開催される。プレーオフのリーグルートのシードチームには、ユナイテッドの他にバレンシア、レヴァークーゼン、シャフタール、スポルティングがいる。

【Qolyインタビュー】FC琉球の元日本代表DF藤春廣輝が明かす…「伝説のCS浦和戦、あわやOG→劇的決勝弾」「オーバーエイジで出場したリオ五輪」の裏側