7月24日、フランス・リーグアンのマルセイユは「元フランス代表MFラサナ・ディアラと契約を結んだ」と公式発表した。契約期間は4年間。

彼は昨年夏にロコモティフ・モスクワとの契約が満了になってから1年あまりフリーエージェントの状態で、どこのクラブにも所属していなかったため、移籍金は発生していない。

その理由は彼のパフォーマンスの問題ではなく、ロコモティフ・モスクワ側が無断で契約の内容を変更しようとしたことによって退団したということから賃金を巡る法廷闘争が行われており、FIFAから他クラブに所属することが禁止されていたためである。

チェルシー、アーセナル、レアル・マドリーとそうそうたるチームでプレーしたことで知られているラス・ディアラであるが、2部時代のル・アーヴルからそのままイングランドへ行ったため、これがフランス・リーグアンでは初めてのプレーとなる。

また、マルセイユはアトレティコ・マドリーからスペインU-21代表DFハビエル・マンキージョを獲得することに近づいており、既にメディカルチェックも通過していると発表している。

今夏ディミトリ・パイェット、アンドレ=ピエール・ジニャック、アンドレ・アユー、ジェレミ・モレル、ロド・ファンニと多くの選手を一気に放出したことからサポーターの批判を集めていたマルセイユであるが、ここに来て徐々に戦力が整ってきた。

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