2月12日、『Skysports』は「元フランス代表MFラサナ・ディアラは、FIFAの規定によってウエストハム・ユナイテッドへの移籍が認められなかった」と報じた。
かつてチェルシー、アーセナル、レアル・マドリーなどでプレーしたラサナ・ディアラ。2013年にはロコモティフ・モスクワに加入していたが、昨年9月に練習への参加を拒否してチームを退団していた。
その後ニューカッスル・ユナイテッドやQPR、セルティック、インテルなどと話題になったものの、結局どこのクラブにも参加することが出来ず、フリーの状態が続いている。
そして先日ウエストハム・ユナイテッドに練習参加していることが報じられ、契約が間近であると言われていたが、サム・アラダイス監督は以下のように話しFIFAの規定によって今冬の獲得が不可能になったことを明かした。
サム・アラダイス ウエストハム・ユナイテッド監督
「我々は契約を合意していたが、残念ながらFIFAのレギュレーションで――まだ私は説明を受けていないが、彼はシーズンの終わりまでチームに加わることはない。現時点ではFIFAの規定を克服することはできない」
なお、これについてはおそらくロコモティフ・モスクワとの間で賃金の支払いと契約を巡っての係争があり、そのために今冬の移籍が認められなかったのではないかと推測されている。