6月14日、『Mirror』は「先日FIFA会長を辞任することを決めたゼップ・ブラッター氏に、アフリカやアジアの各連盟から辞任を撤回するよう要求するメッセージを受け取っている」と報じた。

1998年にジョアン・アヴェランジェ氏の後を継ぐ形でFIFA会長に就任し、その後5回の当選を重ねてきたゼップ・ブラッター会長。

先月発覚した大規なFIFA内の汚職スキャンダルを受け、5期目当選のわずか4日後に職を辞することを発表。12月から来年4月の間に再び会長選挙を行うと共に、自身は出馬しない方針を表明していた。

しかし、彼の主な支持母体であるアジア、アフリカなどの小国においては以前ブラッターへの信頼は高い。ブラッター氏は会長時にサッカー後進国への経済的な支援を積極的に行っており、絶対的な支持を得ていると言われている。

そして現在ブラッター氏の元にはアジアやアフリカ各国の協会から辞任を再考するよう要求するメッセージが数多く届いているとのことだ。

記事によれば、ブラッター氏は氏に母体によって名誉を与えられた場合には、決定を覆しFIFA会長に残る可能性を除外していないという。

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