『Calciomercato』は「イタリア・セリエAのローマは、リヴァプールに所属しているスペイン代表DFアルベルト・モレノの獲得に動いている」と報じた。

SDを務めるヴァルテル・サバティーニ氏とルディ・ガルシア監督の両名が彼に注目しており、マンチェスター・シティのエディン・ジェコ獲得に向けた交渉のために訪れたイングランドでもう一つの取り引きを行う予定であるという。


リヴァプール側は1000万ポンド(およそ19億円)を求めているものの、現実的には800万ポンド(およそ15億円)程度で抑えられるのではないかと推測されている。

ローマはアウクスブルクのガーナ代表DFアブドゥル・ラーマン・ババの獲得に動いていたものの、価格の高さからそれを断念したとのこと。

その差額に関しては上記のアルベルト・モレノに加え、昨季チェルシーからフィオレンティーナに貸し出されていたエジプト代表FWムハンマド・サラーに費やされるという。

現在フィオレンティーナへの完全移籍を拒否しており不透明な状況が続いているムハンマド・サラーについては、『Shoot』が「チェルシーは1400万ポンド(およそ26億5000万円)でサラーをローマに売却することに合意した」と報じている。

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