カナダで開催中の女子ワールドカップ2015。連覇を目指す日本代表「なでしこジャパン」は27日に準々決勝を戦い、オーストラリアを1-0で下して見事2大会連続のベスト4進出を果たした。
この試合で終盤の87分に決勝点を決めたのが、バイエルン・ミュンヘンに所属するFW岩渕真奈。負傷明けで臨んだ今大会、オーストラリア戦も途中交代での出場だったが、非常に大きな仕事をしてみせた。
その彼女が試合前日にTwitterでこんな投稿を行っている。
次の試合からお世話になるプーマのエヴォスピード\(^o^)/ちなみに紗希は奥に置いてある赤いエヴォパワーです。笑
このスパイクで点決めれますように‼︎
@pumafootball_jp #teampuma #evoSPEED pic.twitter.com/7hM7AutciO
— Mana Iwabuchi (@buchi_mana) 2015, 6月 26
実は岩渕、この試合から発表されたばかりのPumaの新作スパイクを履いていたのだ。今回はその注目の新スパイク、『エヴォスピード 1.4』を紹介したい。
Puma evoSPEED 1.4
「エヴォスピード」シリーズは「エヴォパワー」と並ぶPumaのサッカースパイク主力モデルの一つ。
小数点以下の数字がバージョンを表しており、2012年6月に発売された『エヴォスピード 1』から数えて4代目のモデルとなる。
アッパーは軽量性と柔軟なフィット感を両立したマイクロファイバー製の超軽量テキスタイルアッパー。また、前足部からインサイドにかけてドラゴンフライ(トンボの羽)構造を採用にすることにより、ボールに対する適度なグリップ感と正確なボールコントロール性を実現している。
中足部の両サイドに新たに搭載されたスピードフレームサポートは、素早いターンなどスピード系モデルに付きものの動きに対して安定性を発揮。岩渕のような選手にもピッタリの機能だ。
アウトソールは、FGモデルが前作の『1.3』と同じものを使用。日本向けのHGは『1.3』から改良されたものが使われている。
・・・ただ、ここまで書いておいてあれなのだが、岩渕がオーストラリア戦で使用したのはまたちょっと別のモデルなのだ。