6月22日、ドイツ・ブンデスリーガの1.FCケルンは「フランス・リーグアンのレンヌからオーストリア代表FWフィリップ・ホジナーを獲得した」と公式発表した。
契約については今季いっぱいの期限付きで、買い取りオプションの有無は言及されていない。
フィリップ・ホジナーは1989年生まれの26歳。オーストリア出身だが1860ミュンヘンの下部組織で育成され、Bチームでも活躍した経験を持つストライカーである。サイズには優れていないものの、飛び出し、ヘディング、右足、左足と様々な形で得点が出来る純粋なゴールハンターとして知られる。
後に帰国しファースト・ウィーン、アドミラ・ヴァッカー、オーストリア・ウィーンで活躍を見せ、昨年フランスのレンヌに加入していた。
ケルンには元々今年1月に加入する予定であったが、メディカルチェックを受けたところ左腎臓に2kgの腫瘍が発見され、2月に摘出手術を受けることになり、移籍は破談となっていた。
左腎臓を全摘することになったものの無事シーズン終盤に復帰することに成功し、今夏改めてケルンに加入することになった。
ケルンは今夏ナイジェリア代表FWアンソニー・ウジャーをブレーメンに放出しているが、既にホッフェンハイムから元フランスU-21代表FWアントニ・モデストを獲得するなど、前線の補強を進めている。