6月13日、『Mirror』は「マレーシア・プレミアリーグのT-チームに所属しているナイジェリア人DFデイヴィッド・オニヤが、親善試合の最中に心臓発作で倒れ死去した」と報じた。
デイヴィッド・ファラモラ・オニヤは1985年生まれの30歳。アゼルバイジャン、ウズベキスタンで活躍してきたセンターバックで、2011年から2シーズンはブハラに所属し、柴村直弥選手の隣でプレーしていた選手である。
記事によれば、オニヤは13日に行われたケランタンとの親善試合に出場したものの、開始から3分というところで昏倒し、意識を失ったとのこと。
その後救急車に乗せられ病院に運ばれたものの、倒れてから30分が経過したところで死亡が確認されたという。
そして、この試合では十分な治療のシステムが整備されていなかったとのことで、T-チームのCEOを務めているシャフリザン・ムハンマド・ザイン氏は『New Straits Times』の取材に対して以下のように訴えているという。
シャフリザン・ムハンマド・ザイン
(T-チームCEO)
「彼は心臓発作に見舞われた。救急車のドライバーはスタンドで試合を見ていた。オニヤは昏倒した後、数分間酸素を供給されなかった。彼は約30分後に病院で死亡が確認された」