アルゼンチンから悲しいニュースが伝わってきた。 今月4日、5部リーグのサン・マルティン・ブルサコ対フベントゥー・ウニダ戦の試合中にショッキングなアクシデントが発生。

相手選手から強烈なショルダーチャージを受けたサン・マルティンのDFエマヌエル・オルテガはタッチライン際の壁に頭から衝突。そのまま動けなくなってしまい、救急車で病院へと緊急搬送された。

現地『Ole』によると、後頭骨を複数箇所骨折するなど頭部に重傷を負ったオルテガは事故から11日経った木曜日の夜中に息を引き取ったという。まだ21歳という若さだったそう。

ショルダーチャージもかなり強烈であったが、ピッチから壁までの距離があまりに近すぎるのも確かで、プレーするのはかなり危険にも見える。

これについて、『Ole』では、このようなピッチと壁の近さは下部リーグにおいて決して珍しいものではないとしている。 そして、経済的な理由からその位置を変えることは難しいという。とはいえ、衝撃を和らげるためのクッションを設置するなどの対策はとれたはずとも伝えている。

この事故と若きオルテガの死去は現地で波紋が広がっており、週末の国内リーグは延期されることが決まっている。

この訃報を受けて、アグエロやソリンなどのアルゼンチン人フットボーラーたちはオルテガへの哀悼の意を表すメッセージを発信している。

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