LM:イェスパー・ブロンクヴィスト(スウェーデン)

”カンプ・ノウの奇跡”に出場した左サイドアタッカー。多くを期待されてマンチェスター・ユナイテッド入りしたが怪我ばかりのサッカー人生だった。

「マンチェスター・ユナイテッドで次なる偉大な選手と期待されたが2年後にはチャールトンでプレーしていた」

ST:カルステン・ヤンカー(ドイツ)

バイエルンやドイツ代表で活躍したストライカー。圧倒的な体躯を持つことから将来性を大きく期待されたが開花しなかった。

「およそ7メートル(!)の身長、カルステン・ヤンカーはドイツで生まれていなかったらラグビーの2列目の選手だったかもしれない」

「彼はバイエルンのために戦い、バレンシア戦では入ってきてゴールを決めた。それは(バレンシアに)PKを強いるものだったし、ドイツ側が勝った」

「しかし、どんなに彼が疑いようのないレジェンドであっても、彼は伝説的な能力を持たない選手だった」

つまりは身体だけの選手だった、と言いたいのだろう(バレンシア戦ではゴールは決めておらず、PKになるアメデオ・カルボーニのファウルを受けている)。

ST:ヨヴァン・キロフスキ(アメリカ)

元アメリカ代表でマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身。ドルトムント時代にチャンピオンズリーグを制覇している。

「彼はクリスタル・パレスとバーミンガムでプレーし、90年代のレゲエポップのフュージョンバンドのシンガーのような名前を持っていた」

なぜ彼がリストアップされたのかを推測することができなかった。キャリアを確認するにアメリカに渡るまではほとんど出場することが出来ていない。おそらく「名前しか覚えていない」というオチではないだろうか。

以上の11人が「Row Zed」選出の11人である。チャンピオンズリーグ決勝の前にこの発想。イングランドらしい皮肉と言えるだろう。

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