30日に開幕を迎えた2015年U-20ワールドカップ。日本代表は惜しくも出場することが出来なかったが、Jからは佐藤隆二主審、八木あかね副審、山内宏志副審が派遣されて試合を裁くことが決定している。

世界中から才能が集まる大会ということで、各国の有力クラブのスカウトも一堂に会することで知られる。そこで戦った選手達は今どうしているのか? 調べてみよう。

オランダで行われたちょうど10年前のワールドユースではアルゼンチンが優勝。2位がナイジェリアなのでちょっと引きが弱いということで、3位になったブラジルをチェック!

GK:ヘナン

現所属:ゴイアス

北京五輪にもレギュラーとして出場した経験を持っており、フル代表にも招集されたことはある。

若くしてインテルナシオナウでデビューを果たし、その後バレンシアに移籍したことで知られている。期待のGKであったがスペインでは怪我でポジションを失ってしまい、古巣インテルナシオナウに復帰した。2013年にはゴイアスへ移籍。

GK:ブルーノ

現所属:引退(セーリング選手)

サンパウロの下部組織出身で、非常に期待されたGKであるが、2006年8月11日に高速道路で2名が死亡する交通事故に遭い、一命は取り留めたものの四肢に麻痺が残ったため20歳で引退した。

現在はリオデジャネイロ・パラリンピック出場を目指しセーリングに取り組んでいる。

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