6月4日、『France Football』は「イタリア・セリエAのローマは、UAE1部のアル・ジャジーラからジェルヴィーニョ獲得に向けたビッグオファーを受け取っている」と報じた。
リール、アーセナルを経て2013年にローマに加入したジェルヴィーニョ。イングランドでは高い評価を得られなかったものの、セリエA初年度で復活を見せ、昨季はチームを優勝争いに導く活躍をした。
しかし今季は一転不調に悩むことになり、セリエA24試合に出場してわずか2ゴール。怪我やアフリカネイションズカップでの離脱もあり、苦しい時を過ごしている。
現在彼に対してUAE1部のアル・ジャジーラがオファーを送っていると言われており、その額は1500万ユーロ(およそ20億円)、年俸は現在の3倍まで膨らんでいるという。
失望に終わった今季を受けて再構築を計りたいローマは、収益を得るために売却を決断する可能性があるとのことだ。
そして、『Ghanasoccernet』はその後釜としてフアン・クアドラード(チェルシー)、ナニ(マンチェスター・ユナイテッド)、アンドレ・アユー(マルセイユ)の3名がリストアップされていると報じている。
そしてこの中でアンドレ・アユーは以前からローマが興味を示していると伝えられており、さらにフリーエージェントで獲得が可能なことから、最も安価な選択肢になり得ると考えられている。