以上が、『transfermarkt』を参考にしたマインツの移籍金ランキング。基本的に「安く買って、高く売る」クラブであることが窺えるような結果となった。
最も高額な移籍金で獲得したのは韓国代表MF、ク・ジャチョルの500万ユーロだそう。ちなみに、今季のクは23試合に出場し5ゴール(チーム内3位)という成績であった。
一方、最も高額で売却したのはドイツ代表MF、アンドレ・シュールレでその額は850万ユーロ。マインツにほど近いルートウィヒスハーフェンに生まれマインツユースで育ち、マインツでデビューしたいわゆる生え抜き選手であった。レヴァークーゼンでも活躍した後チェルシーに引き抜かれ、現在はヴォルフスブルクでプレーしているのはご存知の通りである。
そして、武藤の移籍金280万ユーロがその通りなら、クラブ史上2位タイ(ネデレフとM・ジダンと同額)となる獲得金額となるようだ。『Bild』ではチェルシーのオファー額に比べれば安いものだったとしているが、マインツとしては期待を懸けていることが窺える。
来季に向けては岡崎の去就も気になるところだが、武藤が欧州の舞台でどのようなプレーを見せてくれるのか楽しみにしたい。